「これも柴なんです」
犬と散歩中、どこをみてますか?
わたくしはついついうららかのおしり、というかおしりの穴をみてしまいます...。
散歩で飼い主より先に歩かせてはいけないそうなのですが、フリフリゆれるしっぽとおしりがキュートなのです。
おしりの穴がきゅっとしてると「やる気(なにを?)満々だな」とか、ふくらんでいると、「おお、お仕事(大)近し!」とおもったり。
散歩でよく尋ねられるのが「これってなんていう種類の犬なの?」。「はい、柴犬です。黒毛なんですよ。」と答えるとへぇーと驚かれます。柴の毛色は赤(茶色)が圧倒的に多く、次に黒と胡麻毛(トップコートが黒っぽい)、一番少ないのが白といわれています。数が少ないのはわかりますが、黒柴の知名度がこんなに低いのはなんでかな?と考えると、やっぱり「白足袋」のせいかも。昔、犬の四肢が白毛の、いわゆる靴下を履いたような犬は「縁起がよくない」と避けられていました。死んだ人に白足袋を履かせることからきているのでしょう。うららかもそうですが、黒柴はたいてい足先が白毛で見事に「白足袋」です。赤毛の柴もそうだけど、色のコントラストから黒毛は目立ちます。なので、好んで飼う人が少なかったのか。でも生まれてなかったわけではないので、想像するとちょっと悲しくなります。かわいいのに(怒
わたくしの実家も黒柴MIXの「まろ」10歳がいます。彼は近所の公園で捨てられていたのを母が拾ってきたのですが、そのとき母は知り合いのおうちに一日だけ「里子」にだしました。理由は見つけた日が仏滅だったこと、それから白足袋だったからだそうです。そのときわたくしは「いまどき白足袋?!」と驚きあきれた覚えがあるので、その当時にはもう白足袋云々はあまりいわれなくなっていたとおもいます。いまでもお年寄りは言うんでしょうか。それともこのへんだけの迷信だったらどうしよう(笑
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