「さよなら、クロ」
TSUTAYAでレンタルしてきたのを、土曜の午前中に相方とふたりで鑑賞。もう、これみてから化粧すればよかったとおもうほど号泣してしまいました。また、主題歌がチューリップ「青春の影」で、これがもう、イケマセン。
思っていたほど犬中心の映画ではなく、学生時代の仲間との友情や事件、その10年後が主軸でした。でも、一番ぐっとくるのは用務員さんとクロ。学校でひとりで暮らす用務員さんとクロは、お互いそっと寄り添って10年あまりを一緒にすごし、やがて別れのときがきます。クロにかける感謝の言葉のところはもう、泣けて泣けてしかたなかったです。いま、学校に用務員さんが住んでいるってとこってあるんでしょうか。それと、最近めったと野良犬をみない(クロは野良犬だった)ですが、このふたつは関係あるのかな、などと考えたり。映画の舞台となる昭和40年代ぐらいの生活は質素で、いまのほうが相当に豊かなのに、なんだか逆に窮屈になっているような、そんな気がしました。
いずれうららかともこうした別れのときがやってきます。今を精一杯楽しく生きなくては、とあたらめておもいました。
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コメント
その用務員さんは奥様が先立たれてさみしい生活をしていたところにクロがやってきたってとこがさらに泣けます。。
P.S.未亡人って辞書ひいてみたら「夫と共に死ぬべきなのに、まだ死なない人の意。」かぁ。とんでも語だね。。唖然。
投稿: js2xmk | 2004/11/01 01:28
少し前に私もこの映画をレンタルしたのですが・・・・・・
20分ほど見てやめてしまいました。
タイトルが悲しすぎます (T_T)
20年後くらいに見て号泣しようと思います(笑)
投稿: m-tomozirou | 2004/11/08 21:33
コメントありがとうございます。
そうか、名前が「クロ」と「くろ」だから、よけいに
グッっときますよね...。
クロ役の山本クロちゃんを知ってる人のブログに
撮影秘話がありましたのでご紹介。
http://etsuk.cocolog-nifty.com/efactory/2004/10/__5.html
投稿: earth | 2004/11/10 21:55