「エロイカより愛をこめて」
ついにアマゾンでオトナ買いしてしまいました。21巻から30巻までの10冊。
小学生のころにハマって以来大好きな作品でしたが、19巻(88年)で一度終了。ベルリンの壁崩壊以後は登場人物たちの存在意義がなくなってしまって続けられなくなったんだな、とおもっていました。が、95年に復活し、コミック20巻を買ったのだけど、絵が変わってしまった上にあんまり面白くないな、とそれきりになっていたのです。
先日、うちにある分を読んだらやっぱり面白いので、続きが気になって手に入れましたが、これが休止以前とくらべて勝るとも劣らない出来。東西冷戦時代の「西側の陰謀だ」「いや東側の謀略だ」の2極対決姿勢から、現在の世界情勢を反映したテロあり、民族闘争ありの多方面の思惑が入り乱れたストーリーとなり、そこに伯爵や少佐、仔熊のミーシャ(これの元ネタ知ってるひとは絶対30代以上ですよね...)らの馴れ合ったり出し抜いたりが展開され、とても読み応えがあって面白かった!宅配便が到着した日曜はエロイカ的世界にどっぷりはまって幸せでした。
正直、みくびっててすまんかった、と彼らに謝りたい気分。実家にごっそりおいてある青池作品を発掘しにいこう、とココロに誓ったのでした。
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