「女王の教室」
途中から見ました。すでに阿久津先生(天海祐希)が子供達をシメあげてました。これは面白そうだ。子供におもねる大人が良い大人、みたいな風潮に石投げまくっているとおもう。そういう意味での天童先生(原紗知絵)の配置もよい。やっぱりね、共通の仮想敵に対して子供達の団結が強くなっていくんだろうね。阿久津先生頑張れ!と違う方向にエールを送ってみよう。
このドラマ見て思い出したのが、那州雪絵「ここはグリーンウッド」に出てくる「タッチー」立山先生(9巻「子曰く」)。緑都学園三婆とよばれる古典の先生で、超厳しい。授業であたって答えられなかったり山ほどの課題をこなせないと、「再提出」。毎朝7時に出勤する先生を待ち、指定された課題(暗唱など)をクリアしなくてならない。チャイムが鳴ったら時間切れでまた明日になるので、みんな夜も明けぬうちから校門に並ぶ。先生の授業に対して異をとなえる生徒は「学校は勉強するためだけのところだ。」超正論で黙らせる。ある1年生がタッチーに対して授業ボイコットで対抗するんだけど、あれだけ普段彼女に対する恨みつらみを吐き出している先輩や同級生がだれも同調しない。彼女には「信念があって理想があってウソがないから」生徒は勉強して対抗するしかない。敵にして天晴れ!と生徒も尊敬してるのだ。こんな先生っていまは絶滅危惧種なのかしら。
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コメント
見ました、見ましたこの番組、今時いないですよね。そこにいるっというだけで、ピリッと震え上がるそうなこんな先生は。押さえがきかない先生だと学級崩壊とかはじまるのかな。
投稿: すみれ | 2005/07/18 00:08
リンクつたえできました。
突然に失礼しました。_(__)_
投稿: すみれ | 2005/07/18 00:09
はじめまして。
やっぱりね、子供のうちは大人をナメちゃいかんとおもうのです。それと、大人も子供に気に入られて「イイひと」になりたがるのもどうかと。阿久津先生の意図がこれからいろいろわかってくるのがたのしみですね。
投稿: earth | 2005/07/19 21:54