« 別荘購入 | トップページ | 宇治紀行その2 »

宇治紀行その1

かねてからの懸案だった、宇治の平等院にチームうららかでいってきました。新聞読んでたら、現在「平成の大修理」のため、国宝阿弥陀如来像の天蓋を鳳翔館で間近に見るチャンス、と書いてある。HPによると、
「100年に一度といわれる平成大修理のためこれらの吊降ろした垂板と吹返は、あらためてその精緻な厳しさと空間への圧倒的な張力と、緻密で大胆かつデリケートな木彫技法と、透彫りでありながらな意匠を知ることが出来ました。今公開が、 一般に間近で見る事の出来る初めてで最後の機会になろうかと思われます。是非、ご覧ください。」
これはいかねばなるまい!
東名阪を亀山ICで降りて国道1号線、竜王ICから名神にのって瀬田東JCT経由京滋バイパスで宇治東ICまでで約2時間ほど。この間に、相方はi-podはちゃんと持ってきたのにマイ御朱印帳を忘れてきたことに気がついて、かなりブルーになっている。
やっとコインパーキングをみつけて、宇治橋商店街を歩きつつ平等院に向かう。この商店街は昭和テイストでなかなかいいかんじ。

Dsc03720

平等院到着。
受付窓口にて「犬連れで入場しても大丈夫でしょうか?」とダメもとで聞いてみると、あっさりOK。もちろんリードはちゃんとつけて、マナーは守るのが前提。大人600円。ダメだったら一人ずつうららか番をして交代するつもりだったけれど、聞いてみるもんだわ~。
門をくぐると、左手に立派な藤棚がありました。平等院には1回目が小学校の修学旅行、2回目は12-3年前ぐらいにGWに友達数人と来たことがありますが、多分2回目のときに藤が咲いていたと記憶。でもなぜ「平等院いこう」となったのか、全然思い出せないわ。わたくしが車だしてドライバーだったが、メンバーも全員は覚えてない始末。

Dsc03726

P1040266

P1040267

お約束の十円玉View。見るたびに微妙に小さくなったように感じる。子供のころの感動って大事だわ。池を回って、宝物を展示してある鳳翔館は犬NGなので一人ずつ見学。こちらには梵鐘や仏像、屋根のシンボルの鳳凰なども所蔵されていて、外にあるのはレプリカだそうです。CGで再現した創建されたばかりの鳳凰堂内部想像図は極彩色の仏画と金箔で埋め尽くされており、極楽浄土とはこういうものであってほしい、という願いのカタマリのようなところだったのだなと想像。位人臣を極め、栄耀栄華を誇った藤原氏も、死ぬのだけは平民とおなじく恐ろしかったのでしょうね。天蓋の透かし彫りは、架空の花や植物をかたどってあり中心から線対称のようでいて、そうでもない、不思議な文様でした。修復の終わった阿弥陀如来像の木製光背もじっくり見れた。意外と地味なつくり。雲中供養菩薩像という、雲に乗った26体の菩薩様がいろんな楽器を抱えていたり、踊ったりしているのが美しく、展示のようすも幻想的でした。昔は鳳凰堂の壁にはめ込まれていたそう。平等院は一度も火事に見舞われていないので、こうして千年前の現物が見られるのはありがたいことです。
(つづく)

|

« 別荘購入 | トップページ | 宇治紀行その2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

秋の平等院ですか~。
しかもうららかちゃん連れでいいですね!!
しかも!犬OKだったなんて知りませんでした。
うららかちゃんお行儀よくしてたからOK出たのでは?
ウチのイカスミをみたらお寺の方もきっとNGを出されたでしょう(笑)
やっぱり鳳凰堂には大和魂の犬でないと似合わないわ!
いいカンジですね。
これ、SHI-BAにでも投稿してみたら?(笑)

投稿: さよ | 2006/11/16 22:07

>>さよさま

そうなんですよ~。いつも行った現地で「犬連れて入ってもよいでしょうか?」と聞くパターンばっかりですが、わりとOKなことが多くてうれしいです。ご好意いただいたからには、マナーには気をつけてます。その2で書きましたが、スタッフのおねえさんたち、本当にうららかをかわいがってくれたんですよ。道行く人の中にも頭なでてくれたりする人もいて、犬連れだと旅行も一層たのし。

投稿: earth | 2006/11/18 01:20

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宇治紀行その1:

« 別荘購入 | トップページ | 宇治紀行その2 »