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伊賀探訪

今日は伊賀方面に出張ってまいりました。ちょっと前に市町村合併して、「伊賀市」となったところですが、同じ三重県といっても名阪国道で素通りが多く、あまりなじみのない地域でもある。今日はETCゲートをくぐるのが9時ジャストぐらいで、アウトと思っていたら亀山ICでギリギリセーフだったのを知る。マクドが激混みで時間をくってしまった。最近マクドは結構賑わっていると感じるのだけど、戦略が成功してるのかしら。
さて、名阪国道を壬生野ICで下り、第一目標の「長谷園」へ。炊飯土鍋「かまどさん」で有名な窯元さんです。

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いろんな雑誌で紹介されているだけあって、お客さんも途切れずやってきてました。こちらの食事処「なが谷 母や」は要予約なのですが、席が空いているので簡単なメニューならということで入れてもらう。築200年余という古民家です。

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手前のテーブル(8人は座れる)でちんまりと鍋焼きうどんと親子丼をいただく。

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お庭につながる縁側はこんなかんじ。
道をはさんだところにある「大正館」でセルフサービスのコーヒーを飲む。この山奥にこのようなモダンな建物があったのねーと感心。

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伊賀焼きで作ったランプシェードが素敵でした。

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その横にある古い登り窯。ここまで大規模のものはほかではみられないそうです。いまは使ってない様子で、文化財として残してあるんでしょうね。
展示室にもどって前からほしかったおおぶりの急須とくみ出し茶碗を買う。店内の表示から2割引でした。
次に向かったのは、わりと近くにある「モクモクファーム」。
園内に入るのは入場料400円が必要ですが、入らなくても外でいろんなものが買えます。オリジナルのビールやソーセージ、ここで栽培しているイチゴや朝うみたてのたまごなどを買い込む。
お次は「新大仏寺」なのですが、わたくしとうららかは車の中でお留守番でしたので、相方が自分のブログにて記事にすることでしょう(笑
さて、昼下がりにひとっぷろ浴びるか!ってことで「さるびの温泉」へ。

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大人800円でロゴいりてぬぐいタオルつき。すごくあったまっていいお湯でしたわ。うららかと周囲をおさんぽ。
お次は青山高原に行って風力発電の巨大風車を見たい、と相方が提案するが、倒れてくるかもしれんからやめとけ、と説き伏せて名阪国道に戻る道を走り、関ドライブイン(大混雑!やっぱりお伊勢参りの客かしら)にちょっと寄ってから東名阪にて帰宅。

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モクモクの飲み比べセット。真ん中の「春うらら」というのが賞をとったとか。名前に惹かれて(笑)買いましたが、相方いわくかなりウマイ!とのこと。そして

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これが長谷園で買ったもの。またお茶生活に楽しみが加わったわ~。
ところでこの長谷園さん、店の人がいるのは一箇所だけで、ほかは「自由にご覧ください」状態。最近は万引きはいうにおよばず、店の調度品を勝手に持ってく泥棒まがいの人がいるせいか、花瓶が接着剤で貼り付けられていたり、「持って行かないで!」と貼り紙が至るところにあってげんなりしたりすることが多いのに、まったくのどかなことだ。すれちがったおばさんが、つみあげて放置してある古い陶器をさしてるのだろうけど「もっていてください、って書いてあったら持っていくのに!」みたいなことをつぶやいていて、「はしたない」って言葉を教えてやりたかったよ。
今回は伊賀市の山間部ばかりをまわったのですが、旧上野市内や上野城などにも行ってみたいです。

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「硫黄島からの手紙」

見てきました。
内容は確かによかった。感動した。
でもね。

・なぜ二宮くんの妻がNaeこと裕木奈江なのか?
・唐突にポール@デス妻がでてきて吹いた
・本土の一般市民の風体が明治時代風味
・回想シーンの渡辺謙のヅラの微妙さ加減

このようなものに心を奪われてしまって、没頭できなかった。だってねー、どうみても二宮くんとNaeは夫婦じゃなくて年の離れた姉弟にしか見えないわけよ。日本人から見ても彼は童顔なのに、かててくわえて一回りも年上の妻。それから、謙さんの回想シーンにでてきたブッシュJr.似の人が「これってポールじゃ?」と気になって気になって、最後のクレジットをチェックしてNHK海外ドラマHPをみたら同一人物だった。すごいじゃんポール。デス妻では怪しさ満点なのに陸軍将校。一般市民はみんなびんぼくさい着物なのね。当時はかなり洋装が普及してたとおもうのだが。で、大人はいいんだけど子供が襟の部分がおかしい着物(伊達襟をつけているか、二枚重ねて着ているかんじ)になってて、どうにも不自然なのよ。謙さんのヅラはもうちょっと良いのを用意してあげてほしかったなぁ。視線がどうしても集中してしまった。
そんなこんなで、どっちかっていうと知ってる俳優がいなかった「父親たちの星条旗」のほうが映画に入り込めましたね。これは2つでひとつの物語なので、「父親」→「手紙」の順で見るべし。ラストとプロローグがつながっています。擂鉢山の頂上には日米それぞれの慰霊碑が隣同士に建っているそうだ。日本側の揮毫をしたのが岸信介とあり、現総理はその孫だと思うと感慨深いものがあります。
このような先人たちの苦難の果てに今の生活があるのだとおもうと、身を正して生きていかねば、と改めて思った次第です。

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伊勢探訪

日本人の総氏神、伊勢神宮内宮(ないくう)にいってきました。
今日は母と母の幼馴染と3人で。相方はお仕事。
ETC通勤割引目当てで高速にのったものの、伊勢までいくと100km越えてしまうことに気がつき、松阪で降りてあとは国道23号で。現地駐車場に到着すると、1月中の土日は料金1000円徴収ということを知る。まあ仕方あるまい。でもこんな遠くに車とめて歩いたのはじめて、っつーぐらい遠くの河川敷に連れて行かれる。やっぱりまだ1月中なんだなぁ。すごい混雑を見た母が早めの昼食をとることを提案するので、参道にある手こね寿司の老舗「すし久」の2階に入る。ここは五十鈴川沿いの風景を見ながらいただけます。

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手こね寿司(松)2100円。手こね寿司とは伊勢名物のひとつで、早い話がまぐろのヅケ丼なのだが、酢飯にタレの醤油を染ませてあるのが特徴。ここのは初めて食べたのだけど、マグロが生臭くないし、漬けてあるまぐろの切り口がぴかぴかしてて以前食べたものとは全然ちがうおいしさだった。老舗だけあるわ~。

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伊勢では注連縄を焼かずに一年中飾っています。「蘇民将来」の札つき。

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どーんと内宮さん。
この鳥居の向こうが五十鈴川にかかる橋になっていて、橋の向こうは神域。三途の川みたいなものか。

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本宮。この中にお社があります。式年遷宮の説明文があちこちにありました。あと6年後なんだなぁ。ちなみに↑この位置からは写真撮影OKですが、石段の上はNGです。小さいころはすごく遠く感じたけれど、いまでも遠い(笑。やっぱりお伊勢さんは広いわ。参拝客も百人百様で、観光バスでやってきたツアーの人、同窓会の人、なんでここに?という風体の若者、バイクツーリング仲間同士、などなどいろんな人がいました。でもまあ皆、神様に手を合わせにくるわけで、日本もまだまだ大丈夫だ、とひとりごち。
丁度おなかがこなれてきたところで母お気に入りの「二軒茶屋」の店先で売っている牡蠣フライ串を食べる。ノロがなんだ!冬はやっぱり牡蠣さ。ここは奥の席がとってもかんじのよいしつらえになっているそうなので、次回(近々に相方と行くことになっている)はこちらでお昼にしよっと。すし久の前もどこも、昼時でごったがえしていて、先に食べておいてよかった。

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そしてやっぱり甘いもの、ってなわけで超定番の「赤福」へ。ここのほうじ茶はおいしー。

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この釜でぐらぐらとお湯が沸き立っております。
そのすぐ横のおかげ横丁は

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こんなかんじで、とてもじゃないけど入れない(汗。内宮さんの中よりも混雑しているのであきらめる。最近はおかげ横丁にちょっと寄って赤福氷食べて帰るパターンが多くて、ちゃんと参拝したのが久しぶりなら、参道をひととおり歩いたのも久しぶり。こんなにお店が増えて、町並みも統一されててちょっとしたテーマパークのようになっているとは、かなりの驚きでした。来月ぐらいなら人も少ないだろうし、またそのときにじっくり見ようっと。

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はぴーばーすでー

うららか、16日で4歳になりました~。

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というわけで、血もしたたるレアステーキディナーをば。
前回キャンドルをともしたときは怖がって近づいてこなかったのに、お肉のためならけなげにガマンのうららかであった。

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もうもう、必死(笑
今日は簡単に視線がカメラ向くわ~。カットして、スクランブルエッグ(パンつくったのの余り)をそえてみました。

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そして食べるのはほんの数十秒・・・。ま、いいんだけどね。ちなみに人間のディナーはなべやきうどんでした。相方からはブーイングがでたが、最近連日のごとく日付が変わってからしか帰宅できてないので、健康のためには仕方なかろう。

昨日が本当の誕生日だったのだけど、ココログがメンテナンス中で記事UPができんかったぞよ。せっかくめずらしく気合いれてレポしようとおもってたのにー!とちいさく言い訳。


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初釜

日曜は初釜でした。
ヘタの横好きで、何回目の初釜なんだかもう数えるのもアレなんですけど、いつも楽しいものです。

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掛け軸は「福寿」。垂れ下がっているのは「結び柳」といって、中央で輪をひとつ作るのが特徴。熨斗俵飾りと紅白の椿も飾って、諸飾りというそうです。

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お席全体。寿棚に膳所焼の水差し、住吉棗です。これに島台という、それぞれ金と銀で内張りされた対のお茶碗で濃茶をいただきます。今年は濃茶の亭主(パート分担なの)をしたのですが、ちょっとお湯が少なくてお客様は練った抹茶が茶碗に張り付いてしまっていた。修行が足りません。菓子はもちろん花びら餅。いつも地元の平和堂製なのだが、慣れているせいかここのが一番おいしいと感じる。「たねや」の花びら餅も試してみたが、味噌餡の風味が控えめでなんか物足らないのであった。
お薄はお稽古仲間のみなさんが順番で一服ずつ初点てをして終了。その後はデパ地下で予約した点心をいただく。

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美味でございます~。
仕上げは恒例の福引。先生からの各種干支茶碗大量出品があったので、景品がにぎやかであった。自分は福引の景品を持ってくるのをすっかり忘れてしまっていて、後ほどお渡しカード(自作)をつけておいたら、見事に自分で引いたので、事なきを得る。
朝から吹雪と強風でどうなることかとおもっていたが、茶室のなかは暖かく、新春を寿ぐ気分を満喫できました。毎年ありがたいことです。茶室のある家はいいなぁ。

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ぶひ。きょうは紬を着てみました。浴衣並みに着付けがしやすいので大好きなんだけど、本来はお茶席には着られない種類の着物なのであった。今年は週末だけでも着物生活したいものだ。

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わー、かもせー

「もやしもん4特装版」やっとキター!

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先月22日発売の代物が6日に届くって(涙。
セブンアンドワイで店舗受け取りにしたら、こんなに時間かかってしまった。送料無料ゾーンだったから、自宅受け取りにしときゃよかったよ。本の中身についてはもう漫喫で読破済み(笑。独特ワールド展開でやっぱり面白い。

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菌フィギュアたち。ああ、なんてかわいいの。使えなくて困るじゃないか。オリゼーのツノが折れたら、と思うと夜も眠れない。なので、このまましばらくはケースに入れたまま眺めてニヤニヤすることにする。うふふーうふふー。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます~。
本年もよろしゅうお願い申し上げます。

てなことをいいつつ、まだ年賀状書いてないのであった(汗。ぼちぼち作業しますんで、もうすこしお待ちください。
ところでまた漫画ネタなんですけど、わたくしの敬愛する青池保子先生関連で3つも聞き捨てならんニュースが。

1.「エル・アルコン-鷹-」が宝塚星組にて今秋上演予定
2.「アルカサル-王城-」の完結編が今春200p前後編となってプリンセスGOLDに掲載予定
3.「エロイカぬり絵」の企画が進行中(青池先生の公式日記より)

ぐはー、「エル・アルコン」ときたか!大航海時代の海賊を描いた「七つの海七つの空」で登場した敵役ティリアンを主人公に、そのピカレスクな半生を描いた30年前の傑作。もちろん両方ともコミックで持っています。「無敵艦隊」「トラファルガー海戦」など、世界史好きになったきっかけの作品です。ヅカで上演とは、これは宝塚までマジで見に行くよ。紫の衣装をまとった悪の華を、華麗に美しく演じてほしいものです。
「アルカサル」は10年以上中断状態だったのを、コミック未収録の分とあわせて13巻目で完結させるとのこと。カスティリア王ドン・ペドロの最後については史実をネットで知ったけれども、やはり青池先生のドンさんの最後を見てみたい。すごく楽しみ。
それからぬり絵(笑。先生によると、「少佐を金髪に塗ってみたい人もいるだろうし、などなど、読者が遊べるぬりえを作りたいと思っています。」ということだそうです。今年の秋ぐらいの予定。「イブの息子たち」で青池ワールドにはまったのが小学4年生。波はあったけれどずっとファンを続けてきてよかった~。山岸先生につづいて、青池先生にもお元気でお仕事なさっていてほしいわ。
というわけで、「雀百まで踊り忘れず」な一年になりそうです。

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