「硫黄島からの手紙」
見てきました。
内容は確かによかった。感動した。
でもね。
・なぜ二宮くんの妻がNaeこと裕木奈江なのか?
・唐突にポール@デス妻がでてきて吹いた
・本土の一般市民の風体が明治時代風味
・回想シーンの渡辺謙のヅラの微妙さ加減
このようなものに心を奪われてしまって、没頭できなかった。だってねー、どうみても二宮くんとNaeは夫婦じゃなくて年の離れた姉弟にしか見えないわけよ。日本人から見ても彼は童顔なのに、かててくわえて一回りも年上の妻。それから、謙さんの回想シーンにでてきたブッシュJr.似の人が「これってポールじゃ?」と気になって気になって、最後のクレジットをチェックしてNHK海外ドラマHPをみたら同一人物だった。すごいじゃんポール。デス妻では怪しさ満点なのに陸軍将校。一般市民はみんなびんぼくさい着物なのね。当時はかなり洋装が普及してたとおもうのだが。で、大人はいいんだけど子供が襟の部分がおかしい着物(伊達襟をつけているか、二枚重ねて着ているかんじ)になってて、どうにも不自然なのよ。謙さんのヅラはもうちょっと良いのを用意してあげてほしかったなぁ。視線がどうしても集中してしまった。
そんなこんなで、どっちかっていうと知ってる俳優がいなかった「父親たちの星条旗」のほうが映画に入り込めましたね。これは2つでひとつの物語なので、「父親」→「手紙」の順で見るべし。ラストとプロローグがつながっています。擂鉢山の頂上には日米それぞれの慰霊碑が隣同士に建っているそうだ。日本側の揮毫をしたのが岸信介とあり、現総理はその孫だと思うと感慨深いものがあります。
このような先人たちの苦難の果てに今の生活があるのだとおもうと、身を正して生きていかねば、と改めて思った次第です。
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コメント
シドウの「どぅわぁー!」「うぉりゃー!」芸はまったく男たちの大和その他と同じでこれもまた笑いを誘います。
投稿: tur2k3 | 2007/01/25 21:45
>>tur2k3さん
それは言ってはいかんとあれほど(略
あ、「男たちの大和」もおすすめですから。
投稿: earth | 2007/01/25 23:15
うちらは今月7日に観に行ったずらよー。
あたいはには内容が重すぎて記事にできんかったっす( ̄▽ ̄;)
でも突っ込みどころもあったみたいですね。
二宮君、いい味出してて評価されてるのに
賞レースは事務所のせいで全滅なんでしょうかね?
キムタクはどうでもいいと思うのですが、彼はちょっともったいないと感じとります。
投稿: るん太 | 2007/01/26 22:22
>>るん太っち
ツッコミどころというか、気になってしょうがなかったのでした(汗。
補給はない、頼みにしていた連合艦隊はマリアナ沖海戦で壊滅状態、逃げることもできない、という絶望的状況の中での人々の命の行方を見て衝撃をうけるとともに、もし自分だったらどうするか、などと考えると胸がつぶれそうな2時間ほどでしたよ。栗林中将の部下に向かっての演説、ものすごい迫力で圧倒されました。彼自身も自分に言い聞かせていたのかとおもうほど。はぁ。
二宮くんはドラマもいいかんじでがんばってますね。でも30代になったら厳しいかも。がんばってほしい役者さんではあります。
投稿: earth | 2007/01/28 23:14