瑞西・巴里紀行 2日目その3
駅から駅をハイキングする人々もたくさんいました。外の景色が見られるのはほんの少し。このユングフラウ鉄道Jungfrau Bahn、3/4は岩盤をくりぬいたトンネル内を走ります。途中駅はこんなかんじ。
電車の中で釣ってある看板。右が進行方向で、このぐらいの急斜面を電車が走っていきます。まっすぐには立ってられません。このへんになると、景色がなくてお客が退屈するからか、設置してある液晶TVでユングフラウ鉄道の歴史をドラマチックに紹介するビデオ上映がはじまります。ま、スイス版「プロジェクトX」ってかんじ?
Jungfraujoch Bahnhof到着~。大正時代に建設ってのがすごい。
なぜかチチヤスの色あせた看板があった。わたくしがチチヤスのヨーグルト好きなのをなぜ知っている。
スフィンクス・テラスSphinx Terrassenに上がるエレベータ。登った先には
こんな景色が広がっております。ユングフラウ三山がすぐ間近に見られます。でもどれがどの峰なのか、判断がいまひとつつかないのは内緒だ。寒さに耐え切れなくなったら室内に避難したり。外の通路の足元は
こんなのなんで、モノを落としたらさようならだな、と慎重になる。下は断崖絶壁です。鳴門の渦潮を見に行ったときに歩いた、海の上から下が丸見えの通路よりヒヤッとしたわ。寒いのと空気が薄くてちょっとしんどいのとで下に下りると、トップオブヨーロッパからEメールを出そう!ってコーナーがあって、相方がうれしそうに挑戦してみたら
スイスってキーボード配列がちがうのね(汗。しらんかった。帰りの電車の時間までは椅子に座って静かにしてないと、体が思うようには動かなくてつらかった。やはり高山病には注意が必要です。それにしてもこの場所にいるひとはかなりの割合でアジア系だった。多い順にインド人、日本人、韓国人、中国人。特にインド人の若い夫婦で、小さい子供連れか新婚旅行っぽいカップルがわんさかいた。本国じゃ特権階級なんだろうなぁ。みんな普通の洋服着ていた。ほんでもって、トップオブヨーロッパには「ボリウッドレストラン」というインド人専用?なるものまであった。ほかにも韓国の辛ラーメンのカップ麺がお湯と割り箸つきで11CFぐらいで売られていた。カップ麺に1200円(汗。スイスなのにカレーと唐辛子のニオイが充満していて驚いたよ。
日本人、とくに年配のハイカーはとにかく装備が立派でピカピカ。モンベル、ザ・ノースフェース、パタゴニア、エーグルなどの誰もが知ってる有名アウトドアブランドを身に着けてるのですぐわかる。ひまなときは「あの人は○○人」などとあてっこして遊んだりしてました。
アレッチ氷河Aletschgletscher。スキーやソリあそびができるのだが、そこまで歩いていくのがもう困難(汗。相方は氷河の上まで行っていた。「氷河」とくれば「キグ○ス」とつい連想してしまう(汗
建物の外観。室内もきれいでした。そうこうしているうちに最終電車の時間アナウンスされる。この列車には、こちらで働いている従業員の人も乗って帰るらしく、ばたばたと店じまい。18:05発の列車に乗り、クライネシャイデックKleine Scheidegg駅経由、今度はグリンデルワルトGrindelwalt回りでインターラーケンInterlakenに着いたのが20:06でした。それでもまだまだ日は高い。今日は天気も良くて山もばっちり見えたので、急ぎ足だったけれど行ってよかった~と二人して満足。本日の夕食はホテルにて夕食つき(ハーフボードHalf-board)を頼んであったので、コース料理をがっつきながら食べた。「あなたたち、食べるの早いわねー」とウェイトレスのおねいさんにあきれられつつ、だって疲れたんだもーんと明るく答えてみる。
なかなかおいしかったが、ソースがカレー風味。じつはお昼に食べたソーセージのソースもカレー風味。こんなところにもインドの波が押し寄せてきているのか。スイスインド化計画進行中(ウソ。旅行開始から2日目なのに疲労でバタンキューと寝た。
(翌日につづく)
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コメント
ええなぁ~~~!
どこを写真とっても絵になるにゃぁ~。
スイスには一度行ってみたいもんでス。
この記事読んでから買い物にいったんで、
思わずチチヤスのヨーグルト買ってしまいました。ぐふふ・・
ソーセージもうまいなぁ。
ウィーン行った時は、毎朝ブルストスタンドで食べてたわぁ~!
どこで食べても、おいしいのが嬉しいわん。
しかし、この写真見てるだけで、涼しくなれるから不思議・・・
現実は、あっついぞぉ~~~~。
投稿: びょびょち母 | 2007/07/24 16:03
ハイジの世界だぁ~
キヨコがスイスに行った時電車の中で
大きな犬が乗ってきてずっといじくりまわしてた
と言ってたのが納得できる(笑)
空の色が違うのは高度だけのハナシじゃないですね。
それにしても、そのアミアミの足元!!
コワすぎますって(汗)
ソーセージうまそう・・・
続レポ・・・まだまだぎょーさんあるんでしょ?
楽しみに待っておりますだよ♪
投稿: さよ | 2007/07/25 21:35
>>びょびょち母さま
ふふふ、夏に復活してきたね~。スイスおすすめよ~。でももっとトシとってからでもよかったかな。実際ツアー客はほとんど年配の人ばっかりだったしね。母さまはウィーンに行ったことあるだかね。あそこもソーセージおいしいし、塩気の聞いたパン(三日月みたいな形の)もおいしかった。激寒かったなぁ。そういやオーストリアはオーストリーと呼んでね、とオーストリア大使館が言ってたような。いっそのこと正式名称のエスタライヒにすりゃええのにね。
かき氷見ると涼しくなるのと同じ効果かしら(笑
>>さよさま
犬の毛が太陽光線で金色にふわふわ浮いているのが見えるぐらい抜けて、それでも特段気にする様子もない飼い主、なんて光景を見て、神経質な日本人には無理だろうなとおもいました>電車に犬連れ込み
でも犬はおとなしかったなぁ。みなさんリードは必要なときはつなぐ、あとは自由でした。大人の国だとおもいました。
もうそろそろ細部は忘れてかけてきましたが、がんばります(笑。
投稿: earth | 2007/07/25 23:55
チチヤス、うまかった!
子供にも大人気!
でも、あんまし見かけんのだよね・・・・
そういや、オーストリーにしろって言ってたな。
知ってる人は知ってんだから、それでええような気がするのに!
わしも、独語のエステライヒの方が重々しくて好きだがね。
投稿: びょびょち母 | 2007/07/26 18:34
>>びょびょち母さま
チチヤスは広島な会社だからね。「なごやぎゅーにゅー、のんでるの!」の会社ががんばっているのか。この近辺でもマイカルにしか売ってないのだ。
わーい、わたすと母さまで「エスタライヒの会」結成~。スイスもそうだけど、自国の呼び方って国によっていろいろあっておもしろいね。
投稿: earth | 2007/07/28 00:12