瑞西・巴里紀行 5日目その1
シャモニの宿はこんなとこ。
オーベルジュ・ドゥ・マノワールAuberge du Manoir(音が出ます)
サヴォワ州ぽい雰囲気のお宿です。オーベルジュというからにはレストランがあるのかとおもったら閉鎖中でした。若いめの英語しゃべるご夫婦?が迎えてくれました。
受付嬢もいらっしゃる。
猫もいて、「アンタ、ちょっとドア開けて!」と何度か申し付けられましたよ(笑。部屋はかわいいのだけど、HPの写真が良すぎ(^^;; シャワーヘッドのフックがなくて使いづらかったが、トイレ別なのは○。そして野良Wi-Fiが捕まえられるのが◎!お世話になったわ~。
朝起きて朝食を食べにいったら、日本人の団体さん(平均年齢60代)の方々がいておどろいた。朝食の席は、すっかり仲良くなった奥様軍団の席からあぶれだした亭主たちが、バラバラとさびしげに食事をしていた。出掛けに、外でタバコ吸ってた男の人に話しかけてみたら、昨日日本を出発して初のお宿がここだったとか。「ちいさいところで驚きませんでしたか?」と聞いたら、やはり面食らったとのこと。そうだろうなぁ。
さて、宿をでてエギーユ・ドゥ・ミディに徒歩で向かう。途中、このような像が街のあちこちにあって、皆モンブランを見上げていました。かつてたくさんの登山家に畏れられた、「魔の山モンブラン」なのです。
天気はイマイチ。切符売り場でモンブランマルチパスを購入。
1日有効券を46ユーロ+デポジットで2ユーロ、計48ユーロで購入。Suicaと同じスマートカード仕様です。これでシャモニでの乗り物はだいたいカバーできます。
こんなゴンドラに乗っていきます。
下界がどんどん豆粒に~。
途中乗換駅。もうね、激さぶいです。雪と霧で、視界不良。頂上駅に到着すると、
これは本気登山の方々。ザイルやらアイゼンやらの重装備です。それにしてもアウトドアギアがほんまによく似合う、というか絵になるなぁ。とりあえずエギーユ・ドゥ・ミディの頂上までエレベータで登ってみる。エレベータボーイ(?)のグラサン兄ちゃんが激男前であった。
すでに富士山よりも上ですばい。
手すりにはこのような雪の塊がどんどん成長していた。強風のため、ツブも斜めにつく。視界ゼロだし、展望台からは降りて暖かいところに行く。
おいしそー!でもユーロ圏にきたら、スイスよりも物価高なのを如実に感じた。このへんの食べ物も、円換算すると恐ろしい値段であった。
ちょっと晴れ間が見えてきました。
これ、さっきいた展望台を下から見上げたところです。幻想的~。
この人たちはなにをしてるんでしょ?
このゲートの先は
さっきの重装備の方々が。このすぐ先から、登山アタックルートになっているのです。どこまでいくのか、豆粒のような人影が尾根沿いにずっと続いてました。
ゴンドラ発着場も、ほんと崖っぷち。
(つづく)
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