善光寺・戸隠紀行その2
駐車場への長い行列を尻目に、とっとと長野市街から脱出する。目指すは戸隠。なぜ戸隠かというと、蕎麦を食べたいというのと、次の目的地富山に向かうには、長野ICから上越経由でオール北陸道ルートよりも、国道406号線から白馬村に出て、国道146号線から糸魚川ICから高速に乗ったほうがいいかなとおもって。朝食を食べはぐれているチームうららか2号3号(うららかはきっちりご飯食べてます)は飢餓状態で戸隠に向かいます。
戸隠蕎麦と、山菜天ぷらの盛り合わせ。春を食べているような揚げたての天ぷら、とってもおいしかった〜。もちろんお蕎麦もです!最高です!それと、朝10時すぎでもう開店してくれていて本当によかった。
「千成」。宿坊「山本館」直営の蕎麦処です。
お腹いっぱいになったところで、鏡池へ。天気が良くて風のない日は池に山脈が鏡のように映る、らしいのだがあいにくの天気。
うららかと相方は超ごきげんでさっさと山道を散歩にでかける。待ってる間はちと寒かった。やっぱり高地だからか。
水芭蕉も咲いていました。
丁度、戸隠神社が式年大祭ということなので、中社(奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社がある)に参拝にいくことに。戸隠スキー場からシャトルバスを利用して数分で到着。
神代の昔、天岩戸が飛んできて戸隠山になったというのが始まりの古いお社です。伊勢神宮の天照大神とも縁があるんですね。こういう雄大な神社は、お寺とは違う意味で清められる心持ちがします。丁度神社用の御朱印帖が一杯になったので、こちらで新しいのをいただくことにする。すぐ隣の列では御みくじを授与しているのだけど、こちらの神社のは「大人向け」と断り書きがあって、なんと実年齢を伝えなくてはいけません(笑。それを聞いた神職さんが几帳の向こうで短く祝詞をあげて(そのときに年齢も言う)、御みくじの紙をくださいます。神様に嘘ついて御みくじいただいても意味は無いし、アラフォー女性には悩みどころだったりして(笑。
お宮さんから降りてきたところ。まだ桜がつぼみでした。参道は御神輿の渡御を待っている人でいっぱい。道も通行止めになるらしいので、わたくしたちは先を急がねばならず、ささっと戸隠を後にしました。それにつけても、お蕎麦はおいしかった。
北アルプスとうららか。糸魚川静岡構造線、フォッサマグナの西端を北上して糸魚川ICから北陸道に乗り、一路富山へ向かいます。このあたりも全然渋滞なし。黒部ICまで行ってETC通勤割引適用で980円でした。(つづく)
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