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十津川・熊野三山紀行その1

三連休は奈良県と和歌山県に行ってきました。コンセプトは「寺社仏閣めぐりと温泉」。宿泊は犬OKのキャンプ場。十津川村にある名所、谷瀬のつり橋の真下にあります。15年ぐらい前に会社の同期と3人で、近鉄大和八木駅からバスに延々と乗って十津川温泉に行ったことがあるのですが、覚えているのはこのつり橋だけ(汗。先日ふと思い出して、また行きたいなーと思ったところから今回の旅程が決定しました。結果、仏像充(充実)、お宮充、温泉充のそろい踏み大満足の旅でした。紀伊半島万歳!
9日土曜日、朝から結構な雨。一応装備は車に積み込んだものの、雨がひどそうなら帰宅することにする。キャンプ場はテント泊なら予約いらないそうなので安心。
まずは東名阪と名阪国道で天理IC経由桜井市にある石神神宮(いそのかみじんぐう)に到着。こちらは「日本書紀」に伊勢神宮と並んで登場するぐらいの由緒ある神社です。

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こじんまりとしていますが、建物は国宝や重要文化財がずらり。たたずまいが歴史と格を感じさせる神社です。雨に煙って、桧皮葺きの屋根がなんともいえず素敵。物部氏の氏神としてはじまり、昔は布都姫という斎宮がいたとか。「日出づる処の天子」まんまですねー。こちらの御神宝は七支刀(布都御魂剣)で、この意匠が使われている御守等の授与品がいちいちカッコいい。今回の旅では熊野本宮大社の次にぐっとくるラインナップ。御朱印とお財布にいれておく薄いお守りを授与していただく。いいお社でした。
時分どきだったので、ふと見た看板にひかれて入った三輪そうめんのお店に入る。三輪そうめん業界では大手の池利がやってる「千壽亭」にて。

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ゆで加減もばっちりでおいしかった〜。でもどうやってこんなふうに束をそろえてゆでるんだろう?謎。

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大和路セット的な名前のもの。梅干し入りにゅうめんが美味でした。いい店だー。徳用そうめんパックとめんつゆを購入。
次は大神神社(おおみわじんじゃ)へ。三輪山がご神体というスケールの大きな神社です。いきなりどーんと巨大鳥居が参道に出現してびっくり。平安神宮並み?

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大変立派な社殿です。結構な雨にもかかわらず、芳名帳には人だかり。
こちらは「オオモノヌシノミコト(大国主命の別名)」を祀っているので、やはりウサギはつきものなんでしょうか。

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絵馬にも個人情報保護なんすかね。そういや有名な某寺の絵馬に「頭髪増毛」と大書のうえ、住所名前が書かれていた絵馬があって、これは本人の切実な願いなのか、誰かの嫌がらせなのかちと悩みました。

どちらの神社もとても気に入りました。また天気のよいときに絶対こようと心に誓う。古い由緒ある場所は落ち着きますな。いいお宮さんに出会えて、とってもシアワセな気分にひたりつつ、今日のメインイベントの吉野は金峰山寺に向かいます。
つづく。


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