まんじうコレクション
まだ葬式ネタですみません。
さて、召集かかって通夜会場に馳せ参じたわたくしがまず最初にするのは、たいてい葬式まんじうのカウント。このあたりでは御通夜に「夜伽見舞」とか「おさびし見舞」などの熨斗でお菓子を持っていくのが一般的です。受付で預かった菓子箱がどかどかとはこびこまれ、はがした熨斗紙に「最中・20個」などとメモ書きして集めます。後で香典などとともに集計されます。
そしてこの大量のお菓子の行く先は
1.お勤め後のお茶とともにお客様にお出しする。
2.会葬のお礼とともに持ち帰ってもらう。
3.親族一同で休憩時に食べる
この3つ。
お礼のお菓子は、お菓子4つとみかん(みかんの季節じゃないときは缶ジュース)をビニール袋つめます。お菓子の種類はかぶらないように「最中」「まんじう」「洋菓子」「なごやん」等を適当に混ぜていれていくのもテクのひとつ。
大量のお菓子をさばきつつも、「おっ、これおいしそー」とか「あ、○○屋のだ。うひひ」などと、つぶやきつつ、さくっと自分たちが食べる用にとっとくことも忘れません。裏方仕事の合間は、「お茶→まんじう→お茶→まんじう→エンドレス」が基本。まんじう品評会でもあります。
というわけでお気に入りをご紹介。
この中では右中の「和菓子 和」のもなかと左下の「美濃忠」の「雪花の舞」が甲乙つけがたし。これを持ってきたひとはきっといい人だと勝手に認定。左上は「錦魚もなか」。弥富町は金魚の名産地なのです。
中身はこんなふうに立体になっております。「金魚」より「錦魚」のほうがなんか風情がありますね。味もなかなかでした。
しばらくはお茶請けには困らないです。感謝。
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